『薬屋のひとりごと』壬氏はなぜ暗殺されそうになったのでしょうか?
壬氏暗殺未遂の犯人は誰でしょうか?背後の黒幕は誰なのでしょうか?
アニメ第19話「偶然か必然か」に至る前に、いくつかの不審な事件が起こりました。
それらの事件と関連して引き起こされた壬氏暗殺を阻止したのは、猫猫の薬や毒の知識と推理力でした。
壬氏の宦官としての顔ともう一つの顔、祭祀を行う皇弟としての顔が明らかになり、ストーリーが更に核心に迫っていきます。
壬氏が暗殺されそうになった理由、壬氏暗殺未遂の犯人は誰で、黒幕はいるのか?
こちらで一緒に見ていきましょう!
『薬屋のひとりごと』壬氏はなぜ暗殺されそうになった?
壬氏はなぜ暗殺されそうになったのでしょうか?皇弟を暗殺する計画だったことが分かります。
アニメ第19話「偶然か必然か」で、中祀(ちゅうし)の最中に祭具が落ちて来るという事故がありました。
偶然落下したという見方もできますが、その前に起きていた事件をつなぎ合わせると明らかにに皇弟を狙った暗殺目的であることが分かります。
中祀が始まったタイミングで、危険を察知した猫猫が壬氏を突き飛ばしたので、祭具の真下にいた壬氏は大惨事をまぬかれたのです。あのシーンは本当に緊張感が走りましたね。
警備の武官が祭事場に猫猫を入れてくれない時に、武官に棍棒で殴られてもやんごとなき方を助けるために命を賭けて立ち向かっていく猫猫の姿に感動を覚えました。
祭壇に欠陥があるという猫猫の言葉を信じることができないと言った警備の武官に対して、「それなら私の言葉ならどうだい?」と羅漢が現れ、「私が責任を取る」と言って猫猫を通させます。
猫猫は、「図ったようなタイミングで」と言っていましたが、私は羅漢の娘を守ろうとする父親らしさを感じてしまいました。公の手前、羅漢は娘とは言っていませんが。
ただ、軍師としての羅漢が現れるということは、何かただならぬことが起きつつあることを予感させます。
あの瞬間九死に一生を得た壬氏でしたが、突き飛ばした当の猫猫は、足に祭具の留め金が当たり大怪我をしてしまいました。
大怪我をして気を失っている猫猫を抱きかかえて歩いていくシーンは、誰をも寄せ付けないような壬氏の威厳を感じました。
本当に、息もできないような緊迫感がありました。
壬氏は無言のまま、猫猫の足からずっと血が滴り落ち、挿入歌の歌詞が壬氏の心の中の決意を表していたようでした。
本当に素晴らしい演出でしたね。
家臣は皆顔を伏せていたのに、羅漢は、祭事をしていた皇弟としての壬氏と血を流して抱きかかえられている猫猫をずっと凝視していました。
この19話は、これまでの伏線が回収され、今後の国の行く末における大きな転換点になるような内容でした。
皇弟を狙った暗殺計画、軍師としての羅漢も思うところがあることを匂わせています。
『薬屋のひとりごと』壬氏の暗殺が未遂だったのは猫猫の推理と機転のおかげ
壬氏暗殺ではなく、暗殺未遂で終わったのは、猫猫の推理と機転によるものと言えるでしょう。
これまでの後宮内で起きていた不審な事件を見ていきましょう。
祭具の管理者・浩然(こうねん)という高官が塩の過剰摂取で急死。(第9話)
食糧倉庫で小火(ぼや)が起きる。(第14話 )
祭具の後任管理者が食中毒になる。(第15話)
彫金職人が、低温で溶ける金属を使う秘伝の技術を誰にも伝授しないまま死亡。(第16話 )
「これらの事件の一つ一つは偶然のようだが、それらが重なり合うところは・・・」と猫猫が類推して危険を察知しました。礼部の高官が死亡し、後任者も食中毒で不在、祭具の強度について進言した官吏は追放され、倉庫のボヤ騒ぎの最中に別の倉庫から祭具が盗まれていたことが発覚。
やんごとなき方の命が狙われていることを察知して、身の危険も顧みず即座に行動した猫猫のおかげで、すんでのところで壬氏は、暗殺ではなく暗殺未遂事件で終わりました。
『薬屋のひとりごと』 壬氏(皇弟)暗殺未遂の犯人は誰?
壬氏(皇弟)暗殺未遂の犯人は翠苓(すいれい)です。
李白が猫猫に伝えた情報では、夜中に背の高い官女からキセルをもらった倉庫番は、「官女は襟巻をして顔は見えなかったが、上背があり薬のにおいがした」と証言しています。
倉庫の事件の前に起きた祭具の管理者の死亡事件、後任者の食中毒事件を引き起こし、祭具の管理が杜撰になるように仕向け、祭具の強度を低温で溶ける金属を使用したものに作り変えさせるなどの手配も、翠苓していたものと推測できます。
事件の捜査が始まると翠苓毒を飲んで自殺します。検死も終わり、遺体は火刑に処されると聞いた猫猫は、壬氏、高順と共に死体置き場に行って、棺桶を開けるのです。
これはびっくりしましたね。
棺桶には別の女性の遺体が入っていて、翠苓は逃亡した後でした。更にびっくりです。
翠苓は、後宮内で薬草を栽培していて、「蘇りの薬を作る」と猫猫に言っていました。
その時には冗談としてごまかしていましたが、蘇りの薬を作り、自ら飲んで、死んで生き返って姿をくらましたのですね。
猫猫が棺桶の釘を抜いて開けた時、別の女性の遺体が入っていましたね。
翠苓が棺桶から逃げただけでは、別人の遺体の棺桶を置いていくことはできません。
翠苓の一連の行動に、複数名の協力者がいなければ成し遂げることは難しいです。
また、翠苓独自の犯行ではなく、黒幕がいたことが分かります。
『薬屋のひとりごと』壬氏(皇弟)暗殺の黒幕は誰?
壬氏(皇弟)暗殺の黒幕は楼蘭妃の母・神美(シェンメイ)です。
子一族自体も神美の命令に従って、壬氏暗殺のために動いていました。
神美は先帝に対して恨みを抱いており、先帝の血を引く皇位継承第1位の皇弟を亡き者としたかった。自分の娘・楼蘭を上級妃として後宮に送り込み、茘の国の実権を握りたかった、そうやって復讐しようとしていました。
神美が先帝に対して恨みを抱くようになった経緯についてはこちらをご覧ください。翠苓の出自に関しても同様です。
翠苓は、後宮内で官女として働いていた時と、子一族の邸内で翠苓の継母・神美の元にいる時とは、全くの別人の様です。
継母・神美にひどく怯えていて、何一つ逆らうことができないようでした。
それ故、神美の命令に従って、皇弟暗殺の実行役として暗躍していたのでしょう。
まとめ
『薬屋のひとりごと』壬氏はなぜ暗殺されそうになったのか?暗殺未遂の犯人は誰で、黒幕は誰なのか?ということについてまとめてみました。
中祀(ちゅうし)という祭祀を行う皇弟を暗殺する計画であり、計画の中心にいたのが子昌の妻、神美でした。神美が裏で糸を引き、実行役として行動していたのが翠苓でした。
神美が皇弟暗殺というクーデターを起こそうとした動機は、先帝への愛の恨みでした。
後宮と皇帝にまつわる様々な愛の歪みから、多くの人達の悲しみが引き起こされています。
皇弟として祭祀を行っていた壬氏を救ったのは、猫猫の薬や毒への知識と推理、機転、命を賭けて高貴な方を守ろうとする勇気と決意でした。
でも、猫猫は壬氏様からの想いには何故か疎いので、ちょっとじれったいですね。
猫猫は花街の生まれで、妓女だった母親に対して親子の情を断ち切っています。実の父母への拒絶感から来るのか、男女の恋愛感情も自分には無関係だと排除しているように見えます。
猫猫と壬氏様の微妙な距離感が今後どのように進展していくのか、目が離せませんね。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
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