『薬屋のひとりごと』最終話2025年7月4日
放送後に続編制作決定が発表されました!
今からワクワクしています!!
楼蘭妃に明かされる子一族の秘密、
楼蘭妃の最期は圧巻でした。
こちらでは、
楼蘭妃は生きているのか?
楼蘭妃の正体、翠玲との関係、母神美
についても語っていきます。
楼蘭妃の正体
最終話に楼蘭(子翠)そっくりの子が
登場するので、
撃たれたけれど生きてる?と思った人も
多かったのではないでしょうか?
その可能性は大なのですが、
その前に、楼蘭妃自身のことや
家系のことなどを明確にしてから
お伝えしますね。
楼蘭妃は、season1では無表情で
謎の多い上級妃という印象でした。
公式ページによれば
現帝の妃で上級妃・四夫人の一人「淑妃」。後宮を去った阿多妃と入れ替わるような形で入内した。毎日のように髪型や化粧、衣服の雰囲気が変わるため、「変わり者」と言われ、後宮の噂の的となっている。父は先帝の時代からの重臣・子昌。
引用元:『薬屋のひとりごと』公式ページ
後宮内で猫猫は、虫好きの下女:子翠、
小蘭とよく一緒に過ごしていましたね。
仲良し3人組という感じでした。
season2の41話で、翠玲に脅されて
猫猫は、地下通路を通って子翠と共に船に
乗せられてさらわれます。
猫猫と一緒にさらわれたはずの子翠が、
実は翠玲とグルだったことが分かります。
その後、子翠は、母神美のお人形:楼蘭妃
だということが分かります。
「お母様は、私が下女の格好をしていると
私だとわからなかった。」
と、楼蘭は猫猫に言います。
物心ついた時から化粧され、
お姫様の姿でなければ自分の娘だと
認識されないなんて、
悲しすぎますね!
42話以降は、楼蘭の家系、子一族
の辿って来た歴史が描かれています。
楼蘭がここまで理解していて、
父子昌や姉翠玲の気持ちまで汲み取りながら
計画を実行していく様は鳥肌ものです。
楼蘭は只者ではない、
スケールの大きい人物のような気がします。
楼蘭と翠玲の関係
楼蘭(子翠)と翠玲は異母姉妹。
第44話45話で、詳しい内容が語られています。
まだ見ていない方は、ネタバレになりますので、
この続きは視聴後にお読みくださいね。
楼蘭の母神美が、先帝のところへ入内した時、
神美の侍女大宝が先帝のお手付きになり、
娘が生まれました。
その大宝の娘が翠玲の母。
先帝の願いを受けて、忠臣であった子昌は
大宝が生んだ娘を妻として迎えます。
子昌はとても複雑な心境だったと察します。
家臣として、先帝の願いを断るわけにも
行かないからです。
そして、先帝と大宝との娘を妻に迎えることを
条件として、元々の婚約者神美を下賜して欲しい
と願い出たのです。
子昌と大宝の娘との間に生まれたのが翠玲です。
神美が下賜され、子昌と神美の間に生まれた
のが楼蘭(子翠)なので、翠玲と楼蘭(子翠)は
異母姉妹ということになります。
楼蘭の母神美とは?
猫猫が捉えられていた時、姿を現した神美は
狂気に満ちたような恐ろしい形相と態度で、
猫猫危機一髪という感じでしたね。
なぜ神美はあのような性格と姿に
なってしまったのでしょうか?
先帝のもとに入内した神美には、
先帝は一度も通うことは無かったのです。
神美の侍女の若い大宝を先帝は愛でて
女の子が生まれました。
後宮内でささやかれる自分の噂に
いたたまれなくなる神美でしたが、
抜け道を作ったから逃げようと
誘う婚約者子昌の申し出を断ります。
彼女の上級妃としてのプライドが
許さなかったのでしょうね。
当時、子の一族が行っていた奴隷売買が
禁止され、子昌がある提案をします。
後宮に女性を侍女として、男性を宦官として
送るという提案を。
神美は後宮に入ることになりますが、
本人は上級妃から皇后になることを
夢見ていましたが、実際は人質だったのです。
楼蘭に明かされるまで、これらのことを
何も知らずにいた神美でした。
人質として入った後宮では
帝に愛されることもなく、下賜されて
婚約者のもとへ戻った時には、
帝の娘と子昌との間に子供が生まれて
いたのです。
1人の女性として難しい立場に立たされた神美が、
翠玲と翠玲の母をいびりたくなる気持ちも
わからなくはないです。
しかし、腐敗しきった女帝のような神美に
対して、何も言えなかった子昌は、
優しいというより頼りないですね・・・。
先帝の性癖ゆえの悲劇と言えばそれまでですが、
その影響をもろに受けてしまった人物が、
神美だったのです。
ある意味では、神美は可哀想な女性だと
思います。
神美は、家臣を堕落させ、子の国(地域)を
腐敗させ、恨みゆえに夫の子昌に
クーデターを起こさせました。
そんな神美を、私は、後宮にいた当時に
置かれていた状況は可哀想だと思いますが、
その後の行動や態度は全く同情できません。
楼蘭妃は生きている!?玉藻(たまも)は子翠(楼蘭)か?
神美は一連のことを何も知らず、
自分の恨みを晴らすことしか考えて
いませんでしたね。
一方、楼蘭がこれらのことを祖父や父から
聞き知って、皆の気持ちまで理解
していたのは本当に驚きです。
薬屋のひとりごと第2期45話以降の楼蘭の
計画は、本当に見事でした。
子一族の反逆を阻止し、翠玲や家臣の子供たちを
生かす道を綿密に準備していました。
そのために、猫猫をさらって、
猫猫の力を借りた(利用した)のですから。
楼蘭妃の最期の舞を見て、壬氏は、
『世紀の悪女の一世一代の舞台』と
表現していました。
楼蘭妃は悪女を演じきりましたね。
楼蘭の舞は、楼蘭の心中を思えば、
私は涙が溢れてきてしまいました。
第1期の第3話で、芙蓉妃が幼馴染の武官の
無事を祈って、夜、夢遊病者のように城壁で
舞を舞っていました。
高笑いしながら最後の舞を舞う楼蘭の姿は、
禁軍にとっては悪女の舞とも言えます。
私個人の見解としては、楼蘭は心の中で、
父子昌、母神美の想いを昇華させ、
翠玲や猫猫に託した一族の子供たちの
行く末を祈っての舞だったのではないかと。
ちょうど、芙蓉妃の舞と同じような。
舞を舞っている時に、楼蘭は銃で撃たれ
城壁から転落しますが、遺体は
見つかっていません。
最終話の最後に、市場で玉のセミを
かんざしと物々交換で手にした少女玉藻。
あのかんざしは紛れもなく、猫猫が
楼蘭に願掛けとして渡したものでした。
あの顔立ちと虫好きは、子翠(楼蘭)だと
みんな気づきますね!
楼蘭(子翠)が生きていると断定できる
証拠があります。
『薬屋のひとりごと』原作公式Xの
「左膳の秘密」に書かれていて、
誰でも読むことができます。
雪の上に落ちた楼蘭は、胸元に穴が
開いているが、まだ息をしています。
楼蘭は、砦の番人の男に助け出され、
薬で治療してもらい回復したころ
南に向かうということが書かれています。
気になる方は、
『薬屋のひとりごと』原作公式X「左膳の秘密」
を読んでみてくださいね!
まとめ
楼蘭妃の正体、楼蘭と翠玲の関係、
楼蘭の母神美とは?、楼蘭妃は生きている!?
玉藻(たまも)は子翠(楼蘭)か?
ということについて書いてきました。
続編の制作も決定しており、
作者も楼蘭(子翠)が生きていることを
はっきり伝えています。
どんな展開になるか、今から
楽しみでなりません。
もちろん、猫猫と壬氏様の関係も!
ここまでお付き合いいただき
ありがとうございました。
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