薬屋のひとりごとのアニメで、
皇后と阿多妃のの子供が取り換えられた
という描写があります。
こちらでは、アニメ版のみの情報で、
壬氏と阿多妃の関係について
語っていきます。
アニメのみで「薬屋のひとりごと」を
楽しんでいる方のために
(何を隠そう私もアニメ派です)
まとめてみました。
壬氏の正体とは(アニメ版のみ)?
壬氏と阿多妃の関係を見ていく前に、
壬氏の正体について見ていきますね。
小説や漫画では、アニメよりもかなり
詳しく述べられているようですが、
私はアニメに沿ってお伝えしていきます。
壬氏は宦官であり、後宮内の管理をしています。
宦官・壬氏というのは仮の姿であり、
実の姿は「皇弟」となっています。
壬氏は自分が「皇弟」であると思っています。
壬氏にとっては「先帝」が父であり、
「皇太后・安氏」が母です。
(33話「先帝」に壬氏の幼少期のことが
描かれています。)
6話の園遊会では、玉葉妃の侍女が、
「皇弟は体が弱く、公の場にあまり姿を現さない」
と猫猫に説明しています。
後宮内の侍女たちの間では、
「宦官・壬氏」=「皇弟」という認識は無いようです。
もちろん、猫猫もそんな憶測すらしていません。
アニメ版では、壬氏の正体は簡単に明かされません。
アニメを見ながら、推測して、これから
先の展開を楽しみにしていくのがいいんです。
アニメ派の私はそう思います。
阿多妃(アードゥオーヒ)とは(アニメ版のみ)?
阿多妃は四夫人「淑妃」であり、
柘榴宮(ざくろきゅう)に住んでいます。
新しい妃を迎えるために、阿多妃は
後宮を去ることになります。
11話「二つを一つに」の中で、
阿多妃の出産時の秘密が明かされます。
まだ11話を見ていない方はネタバレになるので、
お気を付けください。
東宮(現帝)の阿多妃の出産と先帝の妃・安氏の出産が
重なり、難産だった阿多妃よりも安氏の出産が
優先されました。
出産後の体調が芳しくない阿多妃に代わり、
侍女頭・風明(フォンミン)が赤子の面倒を見て
いたのですが、蜂蜜を与えていたのが原因で
赤ちゃんは亡くなります。
風明は、当時蜂蜜を赤子に与えてはいけないことを
知りませんでしたが、阿多妃を慕う里樹妃から
蜂蜜が毒になることを知ることになります。
阿多妃を尊敬し、慕っていた風明は、
阿多妃の子を死なせてしまった罪悪感を持っていました。
蜂蜜を乳児に与えてはいけないことを、
風明は阿多妃にだけは知られたくなかったので、
里樹妃のスープに毒をいれて、里樹妃を殺そうとしました。
壬氏と阿多妃の関係とは(アニメ版のみ)?
①阿多妃との会話から猫猫が妄想したこと
阿多妃が後宮を去る前夜に、城壁の上で
阿多妃は猫猫に一杯付き合わないかと言います。
「息子がこの手からいなくなってから
私はずっと皇帝の友人だった。」(11話)
翌日、阿多妃が冠を返す時、
猫猫は、阿多妃と壬氏を見ながら妄想します。
「息子がこの手からいなくなってから」・・・
「死んでから」ではなくまるで生きているかのように。
もし、2人の赤子が取り換えられていたら・・・、
己の息子が助かったのであれば、
阿多妃も本望だったであろう。
「親父が肉刑を受けたのも、
皇弟が微妙な立場にあるのも、
潔いはずの阿多妃が後宮を去らずに留まり続けたのも
理解できるが、実にくだらない
馬鹿馬鹿しいくらいの妄想だ!」と猫猫。
壬氏と阿多妃は外見がとても似ています。
猫猫の妄想は、単なる妄想では終わらない
のではないかと見ている私たちは思いますよね?
②壬氏の涙の理由
11話「二つを一つに」の中で、
城壁を降りて来た猫猫に対して壬氏が突然声を
掛けたので、驚いて猫猫は落ちてしまいます。
壬氏の上に落ちた猫猫の背中に顔をつけて、
壬氏が涙を流していることに猫猫は気づきます。
阿多妃と酒を交わそうとする壬氏のシーンが
一瞬ありましたが、義理の姉としての阿多妃とは
日頃からそういうやり取りがあったのでしょうね!
心情的に近い関係にあった阿多妃が
後宮から去るのが、壬氏としては
とても辛かったのだと私は思います。
まとめ
薬屋のひとりごとの壬氏と阿多妃の関係について、
アニメ版の情報のみで語らせていただきました。
小説や漫画では、もっと詳しく描かれて
いるのを、あちらこちらで見聞きします。
アニメだけを見ている人にとっては、
先が気になるけれども、ネタバレは
避けたいという人も多いと思います。
私もそういう1人だからです。
薬屋のひとりごとのアニメを
これからもぜひ一緒に楽しんでいきましょうね!
ここまでお付き合いいただき
ありがとうございました。
コメント