アニメ平家物語では、びわ(琵琶)の視点で平家の栄枯盛衰を見つめています。
そして、びわが感じた想いをアニメの中で語っています。
『平家物語』を読んだことが無くても、すっとストーリーに入っていくことができます。
こちらでは、アニメ平家物語の面白いと思うポイントをお伝えします。
また、平家の家系図についてもお伝えしています。
どうぞ最後までお付き合いください。
アニメ平家物語は間違いなく面白い
①平家の栄華から没落を描いている
「平家にあらざれば人にあらず」というほど栄華を極めた平家でした。
平清盛の父の代より殿上人になり、今や殿上人(朝廷の役人)は30数名。
清盛は、「宋と貿易をして更に武力と富を蓄える」と言う。
亡者が見える目を持つ重盛は、清盛の野心に満ちた思惑を憂いています。
重盛の屋敷に入り込んだびわと対面した重盛。
びわは「教えてやりに来た。お前たちはじき滅びる。」と重盛に言います。
徳子とびわの会話を通して、清盛の考えや徳子の心情を垣間見ることができます。
「父上は私たちを自分の駒としか思っていないのよ。」と徳子はびわに言います。
かつて、藤原氏は自分の娘を入内させ、天皇と姻戚関係になることによって権力を揺るぎないものとして行きました。
平清盛もまた同様に、娘徳子を入内させて平家の権力を揺るぎないものとさせたかったのですね。
結局、壇ノ浦の戦いで、高倉天皇と徳子の子、安徳天皇は徳子の母、時子に抱かれたまま入水してしまうのです。
そのシーンは何とも儚く、切ない気持ちになります。
徳子は後を追って入水するも、引き上げられてしまいます。
死ぬことも許されず、生き延びるのです。
徳子はその後出家し、一族のために祈りを捧げていきます。
見ている私も、とても悲しい気持ちになり、涙しました。
徳子の通過した心情を思うと、辛く胸が張り裂けそうになります。
しかし、徳子が生き延びたお蔭で平家の人々の鎮魂がなされていったのではないかと私は思うのです。
徳子が生きて行くことが必然だったような気がしてなりません。
ただ祈り願い、赦すこと。
盛者必衰の理、儚くて残酷で美しかった、
驕るなと自分へも戒めた。
引用元:Filmarks アニメ
まさしく盛者必衰の理とはこのことですね。
反面教師ですね。
不憫な徳子を想うと胸が苦しい。
自分だったら赦せる?
引用元:Filmarks アニメ
徳子は本当に不憫だと思います。
高倉天皇は20歳くらいで亡くなり、わが子、安徳天皇をはじめ、一族を壇ノ浦で亡くしています。
②琵琶法師の”びわ”が語り継いでいる
びわが平家の人々と一緒に暮らしているので、登場人物の心理描写がより身近に感じられ、分かりやすくなっています。
俯瞰的かつ平家の家内事情も知る、
琵琶法師視点の作劇が面白いよなーとか思った。
引用元:Filmarks アニメ
そうですね。
琵琶法師視点というのが斬新で非常に面白味が増していますね。
びわは未来が見える目を持っていますが、平家の人々の未来を変えることはできません。
そこが何とも言えず切ないところです。
びわが見たありのままを、美化できない悲惨な現実も含めて、
皆んなが生きた証としてただ伝えようとしている事が素敵
引用元:Filmarks アニメ
そうなんですよね。
びわは、琵琶法師として平家の一人一人の生きた証を、そのまま語り継いでいくのです。
琵琶法師の琵琶の音色と語りが、このアニメのスパイスとなっています。
声優さんが歌っているというのが驚きです!
ぜひ、圧巻の琵琶法師の語りを味わってください。
物語のキーになるびわの語りのシーンも、
びわ役の悠木碧(声優)さんが歌われています。
引用元:琵琶コラム Part1 TVアニメ「平家物語」
鳥肌が立つような本格的な語りなので、耳をそばだててじっくり味わってくださいね。
③映像と音楽が素晴らしい
アニメ平家物語の映像が本当に素晴らしいです。
その場面、場面にふさわしい花が描かれているので、注目してご覧ください。
そして、琵琶法師の語り。
その場面が引き締まる感じがします。
羊文学のオープニング主題歌も、平家物語のストーリーにもの凄くマッチしています!
アニメ平家物語の主題歌を聞くと、アニメを見たくなります。
アニメを見ているとまた主題歌を聞きたくなります。
アニメ平家物語の絶賛している声をご紹介します。
聲の形やけいおん!で有名な山田監督の凄さが詰まっている。
制作陣が豪華すぎて今の日本アニメ界のアベンジャーズみたいな感じ。
言語化ができないほど圧倒され続けた作品でした。
本当に美しく、儚い。栄華の極みから始まり、無に終わる。脱力。
引用元:Filmarks アニメ
私も表現しきれないくらい感動した作品です。
アニメ平家物語の家系図はどうなっている?
平清盛は分かるけれど、ほかの登場人物や関係はどうなっているのでしょうか?
気になっている人も多いのではないでしょうか?
アニメを観ているだけでは、なかなか名前も覚えきれないと思います。
こちらでは、アニメ平家物語の登場人物と声優、関係性(家系図)をお伝えします。
人物の関係性が分かると、アニメ平家物語の内容が理解しやすくなるので、是非参考にしてみてくださいね。
①平 重盛(たいらのしげもり):櫻井孝宏
平清盛の長男。
人格者として広く尊敬を集めるが、本人は清盛と諸方面との板挟みで気苦労も多い。
亡者を見ることのできる左目を持つ。
※引用元:CHARACTER TVアニメ平家物語
②平 徳子(たいらのとくこ):早見沙織
重盛の妹。
その快活さと聡明さで従弟たちからも好かれている。
びわの良き話し相手。
※引用元:CHARACTER TVアニメ平家物語
重盛とは異母兄弟で、平清盛と平時子の娘。
高倉天皇の中宮になり、安徳天皇の母となる。
壇ノ浦の戦いで生き残り、出家して建礼門院となる。
③平清盛(たいらのきよもり):玄田哲章
武力と財力で太政大臣にまで上りつめた豪傑。
出家してからもその野心は留まることを知らない。
※引用元:CHARACTER TVアニメ平家物語
④平 時子(たいらのときこ):井上喜久子
清盛の妻。
奔放な夫に時に振り回されつつも、しっかりと手綱は握っている。
※引用元:CHARACTER TVアニメ平家物語
壇ノ浦の戦いで、安徳天皇を抱いて入水したのは時子。
⑤後白河法皇(ごしらかわほうおう):千葉繫
平氏との協力体制のもと院政を敷く法皇。
重盛を重用しているが、清盛のことは警戒している。
※引用元:CHARACTER TVアニメ平家物語
⑥平 維盛(たいらのこれもり):入野自由
重盛の長男。心優しいが臆病な一面もある。
舞を得意としている。
※引用元:CHARACTER TVアニメ平家物語
⑦平 資盛(たいらのすけもり):小林由未子/岡本信彦
重盛の次男。
生意気で勝ち気なため、びわとは何かと衝突しがちだが、思慮深い一面も持つ。
※引用元:CHARACTER TVアニメ平家物語
⑧平 清経(たいらのきよつね):花江夏樹
重盛の三男。
人懐こく、率直な物言いで兄達にも遠慮がない。横笛が得意。
※引用元:CHARACTER TVアニメ平家物語
⑨平 敦盛(たいらのあつもり) :村瀬歩
清盛の甥。涼やかな容貌だが性格は一本気。
※引用元:CHARACTER TVアニメ平家物語
笛の名手。薄化粧の美少年。
『敦盛最期(あつもりの さいご)』として「幸若舞」や「能」の名曲になっていて、アニメにもその場面が描かれている。
⑩高倉天皇(たかくらてんのう) :西山宏太朗
後白河法皇の息子。8歳で天皇に即位した。
徳子とは従姉弟の関係にあたる。
※引用元:CHARACTER TVアニメ平家物語
後白河法皇と滋子(しげこ)の子。
平時子と滋子は姉妹。
⑪平 宗盛(たいらのむねもり):檜山修之
重盛の弟。
傍若無人な部分もあるがどこか憎めない。
重盛・清盛亡きあと、平家の棟梁となる。
※引用元:CHARACTER TVアニメ平家物語
⑫平 知盛(たいらのとももり):木村昴
宗盛の弟。
勇ましく包容力があり周囲からの信望も厚い。宗盛に代わり一門を引っ張ることも。
※引用元:CHARACTER TVアニメ平家物語
⑬源 義経(みなもとのよしつね):梶裕貴
頼朝の弟。
源氏の総大将として各地でめざましい戦績を上げている。
※引用元:CHARACTER TVアニメ平家物語
まとめ
アニメ平家物語は間違いなく面白い!
平家物語の家系図はどうなっている?ということについて語ってみました。
アニメ平家物語を見ると、遠い昔の話ではあるけれど、今の私たちと同じような気持ちを持っていたのが分かります。
色々な想いを持ちながら、確かに生きていた人たちだったんだなというのが伝わって来ます。
盛者必衰、諸行無常ということが、この作品を通して感じられます。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。



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