3月のライオンの2期では、いじめについての描写が
何回も出てきます。
友人を助けようとして、
ひなたがいじめのターゲットになります。
「私のしたことは間違ってなんかいない!」と、
涙を流しながらいじめに立ち向かうひなた。
辛い月日の末、ひなたのいじめは解決します。
こちらでは、ひなたのいじめがどうやって
解決していったのかをまとめています。
ひなたへのいじめはいつから始まった?
佐倉ちほへのいじめの後、ひなたがターゲットになります。
ひなたがいじめにあってしまう経緯を見ていきます。
①中3のクラス替えの後、佐倉ちほへのいじめが始まる(2期4話)
小学生の時から仲良しだったちほが、
グループから仲間外れにされてしまいます。
ちほが独りぼっちで給食を食べているのを見て、
ひなたは一緒に給食を食べます。
ちほが放課後1人で掃除していたり、
家庭科の宿題のパジャマを6人分持って帰らされたりする姿を見て、
ひなたは先生に相談しようと言います。
でもちほは、「やめて言わないで!そんなことをしたらますますいじめられる!」
と言うのです。
チクられたと言って、いじめが激化する
というのが怖いなぁと思います。
ひなたが先生に相談しても、
「川本さんの勘違いじゃない?」と言って取り合ってくれません。
こんな先生では全く頼りにはなりませんね。
クラスメイトは、「今年は受験だから。」とか
「ひなちゃんが矛先になっちゃうよ」と見て見ぬふり。
悲しいけれど、正義感を持って関わると
却って自分がターゲットになりかねないから、
当たらず触らず・・・となってしまうんですね。
②ちほの転校後ひながいじめのターゲットになる(2期4話)
不登校の後、ちほは父親の単身赴任先に引っ越すことになり転校。
そして、遂にひなたがイジメのターゲットになってしまうのです。
ひなたは、姉のあかりに、「ちなちゃんに何もしてあげられなかった。」
と言って泣きます。
自分がいじめられて辛いと言うのではなく、
友達を助けてあげられなかったことで泣くなんて、
ひなたはなんて凄い子なんだと感動してしまいます。
家を飛び出して川岸で泣いていたひなた。
心配して後を追ってくれた零に、ひなたは言います。
みんなが言ったとおりになっちゃった。明日からひとりだ。独りぼっちになるの、怖いよう。本当はずっと怖かった。でも、でも、後悔なんてしない。しちゃだめだ!だって、私のしたことは間違ってなんかいない!!
引用元:2期4話
(不思議だ。人はこんなに時が過ぎた後で、
全く違う方向から嵐のように救われることがある。)
「ひなちゃん、ありがとう。君は僕の恩人だ。約束する。
僕がついている。一生かかってでも、僕は君に恩を返すよ。」と、零。
零も小学生の頃いじめにあっていたのです。
いつも、校庭の片隅で隠れていた零を、
ひなたの言葉が過去の零を救ってくれた瞬間だったのですね。
だから、零はひなたをイジメから守る決意をするのです。
あかり、もも、おじいちゃん、零はひなたの味方
ひなたは1人でいじめに立ち向かっていきますが、
あかり、もも、おじいちゃん、
そして、零もひなたの味方であり、心の支えです。
①おじいちゃんはひなたを完全肯定(2期4話)
「おかえり、ちょうど晩ご飯ができたところよ。」
ちゃぶ台いっぱいの温かい晩ご飯とおじいちゃんが待っていました。
いじめ問題というとても重いテーマが描かれていますが、
川本家の晩ご飯の様子、ニャンコたちが描かれていると
何だかとてもホッとします。
話は全部あかりから聞いた。ひな、よくやった!!
最近のいじめがえげつねぇのは、じいちゃんも新聞やテレビやいやっちゅう程見て知っている。
見るたび俺は可哀想でたまらなかった。
なのにお前は、そんなおっかねえところで友達を助けようとしたんだなあ。
すげえ勇気だ!大人にだってめったにできることじゃねえ!
お前は凄い!俺の自慢の孫だ!!お前は何一つ間違っちゃいねえ!
友達を助けたんだ。胸を張れい!!
引用元:2期4話
ひなたを取り巻く人達、あかり、もも、おじいちゃん、零、
みんなに理解され、味方になってもらって、
ひなたも力を与えて貰えたでしょうね。
②零の担任の林田先生からのアドバイス(2期5話)
零は担任の林田先生に、ひなたのイジメについて相談に行きます。
たとえイジメが沈静化しても、そこに居場所がなくなっちまったなら意味がねえからな。
だからな、大事なのは、ひなちゃんがどんな風な解決を望んでいるかを聞くことだ。ここは時間かかってもいいから、ゆっくり思っていることを聞いてあげるんだぞ。
引用元:2期5話
居場所が大切、いじめられている当事者がどういう解決をのぞんでいるかを
知ることが大切、というアドバイスです。
イジメに遭遇しないに越したことはありませんが、
こういうことを知っておくことも必要だなと思いました。
でも実は、意外に効果が高いのが、相手に何かされた時、その場で「やめて!」と言えることなんだが。これはその子の性格で、言える言えないがまるで違うからな。
引用元:2期5話
その場で「やめて!」と声を上げること、
これは学校だけでなく社会でも必要なことでしょうね。
林田先生のアドバイスを真剣にメモする零が
何だか可愛らしいです。
ひなたの修学旅行と零の新人戦決勝
胃が痛くなっても、たとえ独りぼっちでも
修学旅行にひなたは行きます。
時を同じくして大阪で零の新人戦決勝が行われます。
①修学旅行の前日(2期第9話)
修学旅行の前日、胃痛に苦しむひなに、
「京都無理していかなくていいんだよ。」と、あかり。
「ううん、行く!行かなきゃダメな気がする。
でないと、私はこの先ずっと、何年も、
大人になってからも後悔しそうな気がする。」
「ひなちゃん、僕勝つから。絶対勝ってくるから。」
零は、倒れるまで指し続けた二階堂を想い、
目の前のひなも戦っていることを想って決意を口にします。
「僕は絶対に勝って帰って来るから。
おなか痛くなくなったら、みんなで甘味屋さんに行こう。
好きなものみんな、全部乗せていいから。」
零の言葉も、川本姉妹にとっては、とても温かいですね。
②新人戦決勝(2期第9話)
山崎順慶との対戦中、二階堂の言葉が零の頭をよぎります。
「カッコつけるな、桐山!
本当に勝ちたいんなら、粘れ!
攻めるだけじゃなく、ちゃんと守れ!」
「遂に追いついたぞ、桐山!
直接対決が叶うことを楽しみにしているぜ。」
「なあ、ライバル、桐山!聞こえているか?
もっと自分の将棋を!自分を大切にしてくれ!」
「いさぎいいことと投げやりなのは、似ているけど違うんだ!」
自分のことでいっぱいになって、自分以外の人の優しさ、
強さ、さみしさに気づけない自分に対して、
悔しい、情けないと自責の念に囚われる零。
冷静になって指すことにより、零は山崎に勝利。
病室で対局を見ていた二階堂は、
「馬鹿野郎、ハラハラさせやがって!やった、やったぞ、桐山!」
ライバルでありながらも、親友のようで、友情を感じます。
③大阪から京都へ(2期第9話)
新人王を取った翌日、
零は京都新京極へと向かいます。
ひなちゃんと同じ制服。
そうだ、思い出した。そうだ、ここじゃない。こんな笑い声の中には独りぼっちの人間はいられない。いられるわけがない。
ああそうだ、彼女は泣きたくなるとひとりで川に。向かっていた。
引用元:2期9話
そして、川岸でひなたを見つけた!
見つけてしまう零は凄い!
ひなたが見つかって本当に良かったね!
「零ちゃん、えっ!!どうして?何で?何でここにいるの?どうして?」
「えっと、胃が痛いっていってたから、どうしてるかなと思って。
そして、先輩によく効く胃薬をもらったから、どうかなと思って。」
「ひなちゃん、頑張ったな。よく頑張ったね。」
修学旅行なのに、ひなたは独りぼっちで過ごしていて、
思いもよらない時に、零が目の前に現れて、
ひなたはどれ程嬉しかったでしょう!!
涙が止まらないひなたですが、私も涙が止まりません。
いじめの証拠は何?
状況確認のために、高城とひなたは
三者面談を受けることになります。
うちの娘がやったという証拠を出せと高城の母は言います。
いじめの証拠について、国分先生が
語る言葉をぜひ確認してください。
痺れます!
①三者面談の前に鉢合わせ(2期12話)
「ひな、おねえちゃん行くわよ!三者面談だって何だって、
どこまでもひなの味方だからね!」
と言っていたあかりですが、高城親子にまさかの鉢合わせ。
自分の娘の非を認めない高城の母に対して
「高城さん、娘さんといつも会話なさっていますか?
今何を考えているのか、ちゃんと理解していますか?
いじめをしていたのはあなたの娘さんですよ!」
あかり、よくぞ言った!と思いました。
②いじめの証拠とは?(2期12話)
「それじゃあ、伺いますけどね、うちの娘がやったという証拠は?」
返す言葉を失って青ざめたあかりを保健室へ連れて行くひなた。
おねえちゃん、ひな分かった。あいつら、きっと何があっても認めない。
悪いことしたなんて思ってもいない。そして、ちほちゃんの時と同じだ。
過ぎちゃえば、ほんと簡単にケロッと忘れちゃう。
そんな奴らのために、私が私の人生を棒に振る理由はひとつもない。
私は、学校には絶対最後まで来る。
無視はこらえる。でもやられたら、やめてって声を上げる。黙ったりなんかしない。
ところ、生きて卒業さえすれば私の勝ちだ!
引用元:2期12話
ひなたの決意は凄い!誰でもできることではないです。
私ならきっとそこまではできないです、情けないですが・・・。
高城の母が、娘がいじめた証拠も無いくせに!と言うと、国分先生は、
うーん、確かに証拠は無いですね。ていうか、証拠なんてあるわけ無いじゃですか。
そうでしょ、高城さん。やった人間は絶対に認めない。周りの人間も、チクったら次は自分がやられるから口をつぐむ。
証拠なんてね出てくるわけがない、いじめではね。証拠が無いのが当たり前なんですよ。
いじめがあったと口に出せるのは被害に遭った人間だけです。
ですからね、川本がいじめがあったと口にしたことがすでにひとつの証拠なんですよ。
引用元:2期12話
高城の母が、その子が嘘をついていたら?証拠にもならない、
と言いますが、国分先生は切り返します。
じゃあ、川本が嘘をついている証拠は?
さあ、証拠は?それを見せていただくまでは、学校側としてあなたの言い分にも納得できませんよ。
引用元:2期12話
スカッとしますね。確かに先生の言う通りです。
保健室を訪ねた先生が、
「お姉さん、何も何も気にすることなんて何も無いです。大丈夫。
それより、さあ、これからの話をしましょうか。」
ようやく、いじめも終息の方向へ向かいそうです。
ひなたのいじめの終息
辛かったひなたのいじめもようやく解決します。
転校したちほも心が快方へ向かい、
いじめに加担してしまった子たちも
ひなたに許しを求めます。
①ちほからの手紙(2期13話)
イジメをしていた6人の反省の色も無い「すみませんでした。」により、
ひなたのクラスのイジメは幕を閉じました。
ちほから手紙が届きます。
心のケアセンターに通い、隣に牧場と農園がある。
先生からお友達を作る3つのステップを教えてもらった。
1.動物のお友達を作る
2.年が上のお友達を作る
3.年の近い友達を作る
ということが書かれていて、今は3つ目のステップで、
ひなちゃんの顔を思い出したと。
牧場と農園の人達、近所のおばさんと作った梅シロップと梅ジャム。
植えたトウモロコシが8月にはできるから、一緒に食べたい。
梅シロップを飲み、トウモロコシを一緒に食べよう
というちほの手紙にひなたも胸が熱くなりましたね。
②クッキー作り(2期13話)
その後、いじめグループの中の4人が、
「ごめんなさい。怖かったの、だから何もできなかったの。
謝っても許してもらえないかもしれないけど、でもどうしても謝りたくて。」と、一緒にクッキーを作ろうと誘ってくれます。
クラスのわだかまりも解けて、良い方向に向かっています。
作ったクッキーを見せた時、
「ひなちゃん、ごめん!僕は、結局僕は何もできなかった。」
(そうだ、僕はここで君を守ると約束したのに。)
「なにも?」「桐山君、あんなに、あんなに、たくさん話を聞いてくれたのに?京都まで探しに来てくれたのに?私があんなに嬉しかったのに?」
ひなは零の指をかじります。(笑い)
零は謙遜過ぎるのか?
はたまた、人の情を察することがまだ苦手なのか?
まとめ
小学校からの親友ちほのいじめをかばったことから、
ひなたがいじめを受けることになりました。
「独りぼっちになるのが怖いけれど、後悔しない!」
「あいつらは何があっても認めない。悪いことしたなんて思ってもいない。
そんな奴らのために、私が私の人生を棒に振る理由はひとつもない。
やられたら、やめてって声を上げる。黙ったりなんかしない。」
おじいちゃん、あかり、もも、零に完全に味方してもらい、
ひなたはいじめに勝利しました。
ひなたのいじめの経緯と終息までを
アニメの内容をもとに辿ってみました。
長文にお付き合いいただきありがとうございました。
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