3月のライオンとは、様々な人間が、
何かを取り戻していく優しい物語です。
15歳で史上5人目の中学生プロ将棋棋士
となった少年・桐山零。
幼い頃に家族を事故で亡くした彼は、
棋士の家で内弟子となり、
「他人の家」で育ったことで
深い孤独を抱えていた。
東京の下町に一人で暮らす
17歳のプロの将棋棋士=桐山零は、
橋を渡った三月町で暮らすあかり・
ひなた・モモの3姉妹に出会う。
彼女たちと接するうちに、
零は心の内に温かな気持ちを
ゆっくりと取り戻していく。
こちらでは、3月のライオンの魅力
に迫ってみたいと思います。
3月のライオンの魅力って何だろう?3月のライオンは面白くないのか?
3月のライオンは、漫画がアニメ化され、
実写映画も上映されている話題作ですね。
SNS上で3月のライオンの魅力についての
読者、視聴者の声を集めてみました。
3月のライオンの魅力は何だと思いますか?
アニメ、これから映画と人気ですが、アニメを見てもおもしろさがわかりません。
引用元:2017年知恵袋
こちらの質問に対して、
いくつかの回答が寄せられていました。
私も、最初てっきり将棋のアニメだという先入観で観てたので、11話まで見ましたが正直ガッカリしました。
3月のライオンは所謂「日常系」のアニメだと思って見た方がしっくり来ます。
特にストーリー的に将棋で何を目指すでもなく、桐山の日常の中にかい摘んで将棋を指し込んでいるような作品で、先入観バリバリで観てしまって後悔しています。これからは見方を変えて見ようと思ってますが、「日常系」のアニメだと思って見るとほのぼのしてて優しいアニメだと思います。
引用元:2017年知恵袋
私もアニメ派ですが、
将棋のアニメだと思っていました。
でも、将棋の世界だけでなく、
いろいろな人間模様が描かれているんですね。
心理描写の細かいドラマ的要素のある作品
が好きな私にとっては、見て良かった
アニメでした。
原作を読めばわかります!
引用元:2017年知恵袋
なるほど!
アニメよりも原作漫画の方が
魅力が良く分かるということですね。
人物像、人間関係が面白いと思うんですが・・・
アニメだと、分かりにくいかもしれません
特に、滑川さんが好きです(まだまだ出てきません)でも、羽海野チカの話って、好きな人は好きだけど、面白くない人には面白くないんですよね
無理して理解しようとしなくてもいいと思います。
引用元:2017年知恵袋
面白い、魅力を感じる人がいる一方で、
面白くないと感じる人がいるのも確かです。
「羽海野チカ」という作者のブランド力。
褒めておかないとわかってない奴と思われそう、という微妙な空気が「3月のライオン」にはある。
アニメは少なくとも、2016年12月までの段階ではまったく面白くない。
原作マンガの展開が面白くなるのはこれからだが、それにしたってこの作品は過大評価されすぎだ。
これは同じ作者の「ハチミツとクローバー」にも言える。
引用元:2017年知恵袋
・・・なかなか辛口評価の方もいますね(汗)。
自分もアニメより漫画派ですが、原作通り丁寧に作られていると思います。
アニメならではの良さもありますし。urutoraさんも言っていますが、人間関係が面白いです。
将棋しかなかった桐山君が川本家と出会うことや将棋を通して色々なものを取り戻していく過程が本当に良いです。torosyakeさんの意見はさすがに言い過ぎだと思いますが(羽海野チカ先生のネームバリューだけであれだけ賞が取れるわけないので)、これから将棋も日常も面白くなります。
2クール目の部分ももちろん好きですが、特に2クール目以降、アニメ終わった後から本当に面白くなると思ってます。
だから是非dog96さんには2クール目も見続けてもらいたいですし、原作も読んでもらいたいです。
引用元:2017年知恵袋
そうですね。
作者の羽海野チカさんは、数々の賞を受賞されています。
3月のライオンに対しては、高評価も多かったけれど、
否定的な評価も多かったようです。
羽海野先生も、読者や視聴者の声に
かなり心を痛められたのかなと察します。
将棋を描けば3姉妹がいなくてつまらない。3姉妹を描けば将棋シーンじゃなきゃ読む気無い。青年誌に描けば女性は買いにくいと言われ、原画展をすれば男は行きにくいと言われ。零ちゃんと一緒に叫ぶ夜ですよ
もう帰り道なんて見えないけどね
引用元:X @CHICAUMINO 2017.3.27
あああーーーーーっっ
ーーーっっみんなオレのせいかよ!?
じゃ
どーすりゃ良かったんだよっっ引用元:3月のライオン 零
零と一緒に羽海野チカさんも
叫んでいたのですね!!(涙、涙)
これも学習漫画だ 世界発見プロジェクト
というのをご存知でしょうか?
日本財団の「これも学習マンガだ!」100選
に『3月のライオン』も選出されています。
(里中満智子史らが選書)
3月のライオンの推薦コメントがあったので
ご紹介しますね。
自分の居場所を探し、やがて見つけていく天才棋士が主人公の物語。自分の居場所が学校や家庭に見いだせない人に是非読んでもらいたい。家族を事故で失った主人公の生活の中心は将棋の世界だ。主人公を応援する仲間の存在や、本気で自分に向かってくるライバルとの時間が、主人公に居場所を与えていく。あたたかい人間ドラマもさることながら、作中で描かれる職業としての棋士の姿も非常に興味深い。プロ棋士の世界がどういう仕組みになっているのか?試合が無い日はどうすごしているか?なども良く分かるので、プロの世界がより身近なものに感じられるだろう。
山内 康裕(一般社団法人マンガナイト/レインボーバード合同会社 代表)
引用元:これも学習漫画だ 世界発見プロジェクト
このコメントを読むだけで、原作漫画を読んでみたくなりますね。
まとめ
漫画だけでなく、アニメ化、実写映画化
されている3月のライオンの魅力
について迫ってみました。
魅力を感じて面白いという人、
面白くないという人、
意見も分かれますね。
「これも学習マンガだ!」100選にも
選出されているので、一読、一見
の価値はあるのではないでしょうか?
私としてはおススメのアニメです。
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
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